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世界遺産・熊野大社に参拝します(その2) [毎年恒例白浜温泉旅_2018]

逆光対策で午前中に参拝することを強くお薦めします!

熊野本宮大社に参拝した後に旧社地大斎原と産田社に向かいます。大斎原は明治22年に大洪水で社殿が流されるという惨事に見舞われるまで本宮があった場所です。2050年もの大社の歴史の中で先ほど参拝した本宮の場所に移ってからまだ100年強なので、本宮が長くあったオリジナルの場所にも当然参拝したいと思います。

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分かりやすい看板があります

大斎原には現在も大鳥居があります。日本で一番大きな鳥居なので必見です。

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道標もバッチリです

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民家の間を進んで行くと広い田んぼに出ます

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民家の間を抜けると正面に大鳥居!

大きい!さすが日本一の大鳥居。以前「北口本宮富士浅間神社」に行った時も大鳥居に驚きましたが、熊野本宮大社の大鳥居はそれを超える規模です(浅間神社の鳥居は木製の鳥居では日本最大級ですが、大斎原の鳥居はコンクリート製)。そんな素晴らしい大鳥居ですが、お昼過ぎに行った為残念ながら写真が完全に逆光になってしまっています(涙)。沢山写真を撮影したのですが、全部逆光になってしまうので、大斎原を参拝する時は午前中に行くことをお勧めします。この田んぼのあぜ道を大鳥居に向かって歩きます。結構近くにあるように感じますが、かなり歩きます。それだけ大鳥居が大きいということです。

大斎原に到着すると世界遺産に認定されている箇所に必ずある認定碑があります!登録名は「熊野本宮大社旧社地大斎原」ですね。

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大きな石碑です

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こちらで手と口を清めていざ旧社地へ!

平安時代以降熱心な熊野詣で多くの人が訪れた聖地です。

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ここから先は聖地の為撮影禁止です

この杉並木を歩いて行くと旧社地があり、現在の本宮大社の敷地面積よりもかなり広い敷地がありました。旧社地は川の中州にあり、社地を挟んで流れる川幅、水量がかなりある大きな川です。明治22年にこの川が氾濫し大洪水になったということを考えると、社殿が完全に水没し被害が甚大だったことを想像するのは容易ですし、同じ場所での再建を諦め山の上に移転させた当時の決断は英断だったと思います。洪水の2年後に上四社だけを現在の場所に移し他の御社は現在もこの大斎原に祀られていますが、物理的に残っているのは広い旧社地に小さな祠が二つあるだけですが、広い社地には草が生え熊野本宮大社の御本殿にも負けない特別な空気を感じさせます。

旧社地を参拝した後は、隣接する「産田社」に向かいます。こちらは八百万の神様を産んだ神様イザナミノミコトを祀っている神社です。特に女性にご加護がある神社ということで、こちらも参拝します。破壊の神である素戔嗚尊と始まりの神様である伊邪那美尊をお祭りする熊野本宮大社は、正に死と再生、蘇りや再起のご加護があると言われている所以に納得です。

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小さな神社「産田社」

「産田社」から後ろを振り返ると遠くに大斎原が見えます。大鳥居の存在感が凄いです。

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稲穂の波と大鳥居。日本の原風景

「産田社」を参拝して今回の熊野本宮大社を巡る旅の目的は達成ですが、熊野本宮大社は世界遺産に認定されているだけあり、神社の周辺にも観光や神社の歴史を勉強できる資料館があり、サッカー日本代表に関するものも展示されています。また、地元のお土産にピッタリなお菓子や参拝したら是非食べたいお蕎麦を食べることが出来るレストランもあるので、次回は熊野本宮大社の周辺施設をご紹介したいと思います。

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