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御殿場にある虎屋工房でどら焼きを堪能 [山中湖&富士山ドライブ旅行_2018]

ココでしか買えない限定どら焼きは絶品

長々と書いてきた富士山を堪能するドライブ旅行もようやく最終回です。富士宮市で浅間大社や世界遺産センター、富士宮やきそばを堪能した後に立ち寄ったのが、御殿場にある「とらや工房」さんです。

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東山旧岸邸と隣接しています。

こちら、人気テレビ番組「マツコの知らない世界」で虎屋フリークであるマツコデラックスさんが紹介してから一躍有名になり、連日長蛇の列が出来る観光スポットになったそうです。私も羊羹は虎屋と決めている位大好きで、先月も仕事で大失敗をやらかした際にお詫びの品として持参させて頂きました(号泣)。車を駐車場に止めて歩いて行くと瀟洒な門があります。

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右にある看板には待ち時間1時間とありますが・・・

門をくぐると敷地の中は完全な里山状態で過度な管理は控えて自然の中に遊歩道が整備されています。と、すぐに大きな門が登場です。

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少し鄙びた感じの味わいがある門です。

ここから歩いて約5分程でお目当ての建物があります。自然をなるべく壊さないように配慮して作られた建物は三日月の形をしていて、景観と良く調和しているのですがそこには長蛇の列が・・・。

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何かに並ぶ人・人・人!!

どうやら皆さんお買い物をするために並んでいる人達で、今から並び始めるとレジに進めるのは約1時間後とのこと。入口で案内板に表記されていた「1時間待ち」の意味はこれだったのですね!虎屋工房にはカフェスペースがあり、カフェの利用を希望する人もお土産に和菓子を購入したい人も全員この列に並ばないといけません。しかもカフェは席が空かないと立って待つという過酷なおまけつきです。ある程度の覚悟はしてきているので前後の方とお喋りをしながら頑張って並ぶこと1時間、ようやくカフェメニューが見えてきました。

虎屋工房_御殿場 (6).JPG
さすが、とらや価格です!あんみつで約千円

私も当初はカフェの利用を考えていたのですが、かなりの混雑と帰りの東名高速の上りの渋滞を考えて断念し、念願だったどら焼きを購入しました。虎屋さんでどら焼きを販売しているのはこの「虎屋工房」だけになるので限定メニューということになります。どら焼きを作っている工房がガラス張りで、職人さん達が一つ一つどら焼きを作っている姿を見ることが出来ます。

虎屋工房_御殿場 (1).JPG
日持ちが悪い為白餡と普通餡を購入

どら焼き以外にも沢山の季節の和菓子が売られていて、毎月品ぞろえが変わり、季節に合ったお菓子を提案しています。工房と言っても虎屋の品物に妥協はありません。

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富士山のシルエットと「と」の焼き印

お味は言うまでもなく最高に美味しかったです。皮はふんわり、中は黒糖が効いた餡がたっぷりと入っていて見た目を裏切る重量です(笑)帰りの駐車場で我慢が出来ずに一個頂いたのが響いて夕食は少な目でOKでした。

こちらの虎屋工房ですが、これから行こうかなと検討されている方へのアドバイスをさせて頂きますと「絶対に午前中に行くこと」に尽きます。私が列に並んだのが午後2時ちょうど位でしたが、並んでいる間にどんどん品切れが発生し、最後はどら焼き以外は品切れ状態になっていました。特に上生菓子を期待してこられるかたは午前中必着です。お店の方にお話しを聞いたところ、土日の場合はお昼を過ぎると完売する商品が出てくるそうです。折角並んだのにお目当ての物が買えなかったというのは残念過ぎますし避けたいですよね。

一時間待ちでしたが、天気が良かったことと前後のおば様達が良い方々で楽しく待つことが出来たのが幸いでした。私が行った4月の初めは標高が高い御殿場ではまだ初春でお庭も緑がいっぱいで綺麗とはいきませんでしたが、この日本庭園を散策と虎屋工房、そして隣接する「東山旧岸邸」を散策するのもかなり楽しいと思います。虎屋工房ばかりが有名になっていますが、「東山旧岸邸」は建築家・吉田五十八が設計した現代の生活スタイルを取り込んだ数寄屋橋造りという新しい和風建築で大変素晴らしい建物です。名前にある「岸」は昭和の時代に総理大臣を務めた岸信介氏で、現在の首相である安倍総理大臣の祖父になります。政治家を引退した晩年にこちらに移り住んだということで、もしかしたら安倍総理も小さな頃におじいちゃんの家に遊びに来たことがあるかもしれませんね。

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