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2018年(平成最後の夏)夏休みに読んだ本リスト [本]

どれも外れなしの名作

夏休みは映画と読書の夏。特に今まで読もうと思って平積みの未読本の山から平成最後の夏休みに読んだ本を忘れないようにまとめます。

・ウォッチメイカー(上下)byジェフリー・ディーヴァー
・旅のラゴス by筒井康隆
・モモ byミヒャエル・エンデ

ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫) ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫) 旅のラゴス (新潮文庫) モモ (岩波少年文庫(127))

「ウォッチメイカー」
リンカーン・ライムシリーズの最高傑作と名高いサスペンス作品。上巻の連続殺人事件を下巻でいきなり全否定したと思ったら、そこから事件がドンドン展開。冷徹な犯人ウォッチメイカーが仕掛けるトリックとライムの頭脳戦。また過去と現在の事件の繋がり等、手に汗握る展開はページを捲る手が止まらない!!全部読み終わるともう一度最初から読み直し必須なので、土日か時間がある時に読みましょう。

「旅のラゴス」
なんだ、この余韻は。中毒性があるので要注意(特に男性)。誰もが一度は憧れる職業=旅人。ラゴスが青年から長い時間をかけて不思議の世界を旅して歩き色々な経験を重ねていく物語は、ファンタジー要素の強いハードボイルド小説。最後の最後で死を覚悟して探しに行く「もの」は男のロマンなのか・・・。夢見がちな男性は必読。ラゴスが求める「もの」を同じように求めたり、はまりすぎると人生を棒に振る可能性あるので要注意。

「モモ」
ミヒャエル・エンデの傑作にして児童文学の最高傑作(再読)。説明は不要の神本。時間泥棒と戦う少女モモを通じて感じる「時間」の大切さ等は小学生だと理解するのは少し厳しいかもしれませんが大人には堪えます。中学生以下のお子さんをお持ちの皆さん、絶対に「モモ」をお子さんに読ませてあげて、その感想を一緒に話し合いましょう。貴重な読書体験になる事間違いなしです(断言)。

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