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戦艦大和以外にも見所沢山です!ゼロ戦あります [広島で平和を考える旅2017&2018]

呉で育まれた大日本帝国の海軍魂に敬礼

「大和ミュージアム」では戦艦大和以外にも多くの展示物がり、特に呉という土地で製造された日本海軍の船や歴史について知ることが出来る資料や展示が沢山あります。まずは、戦艦大和にも艦載されていたゼロ戦が展示されています。これを見ると百田尚樹さんの「永遠のゼロ」を思い出します。

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大和に艦載されたゼロ戦も展示されています。

意外と小さな機体に驚きました。こんなにコンパクトな機体のゼロ戦に乗った兵士が、最後は特攻隊として戦地で散っていったのかと思うと考える所が多いです。

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海軍トップといえば、山本五十六海軍大将です

優秀な指揮官としても有名な山本五十六ですが、レイテ沖海戦で暗号をアメリカ軍に解読されていたという失敗が多分彼の人生の最大の失敗でしょう。海軍のトップとして日本海軍を力強く率いてきた彼の最期は視察の為に登場した偵察機が撃墜されて亡くなります。第二次世界大戦の後半は戦争のスタイルが船で戦うスタイルから航空機主体への物へと変わっていくこともあり、彼の死にも時代の流れを感じさせます・・・。

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戦艦「長門」。高い機動力を誇る高速船と破壊力が特徴です

「大和ミュージアム」では、戦艦大和以外にも日本海軍で活躍した艦船の模型や資料が沢山展示されていて、マニアにはたまらないと思います。長門(と姉妹艦の陸奥)は日本海軍の象徴として当時人々に愛された戦艦ですが、終戦後はアメリカ軍に接収され、原爆実験の標的となり海に沈みました。

館内には大和の他にも呉の軍港で建造された戦艦の一覧がパネルで展示されています。その数はとても多く、当時呉の軍港がいかに重要な軍事施設だったかを感じることが出来ます。

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大和以外にも多くの戦艦が呉では作られました

そして戦艦大和の今日までの研究の結果も展示されていて、現在どのような姿で沈んでいるのかが完全に再現されています。大和の最期は艦載していた大量の火薬が一気に爆発し、火柱が立ちそのまま真っ二つに折れて海に沈んで行ったとされています。現在船体はバラバラになって海の底に沈んでいます。

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現在大和が沈んでいる姿。爆破の威力が凄まじかったのでしょう・・・

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実寸大の大和の艦首の菊の御紋

今でも大和が沈む海の底には多くの英霊が眠っています。大和も武蔵も引き上げるという話がたびたび出てきますが、私個人としてはこのまま海の中でそっとしておいてあげるのが良いかと思いますが、皆さんいかがでしょうか。「大和ミュージアム」では、多くの戦艦の模型や資料、戦艦大和が辿った軌跡や乗組員の証言、大和と一緒に海に沈んだ英霊の名簿等、本当に多くの資料があります。1人だったらゆっくり見て周れたのですが、今回は母と一緒だったので、満足出来るまで見ることが出来なかったのが残念です。

それでは次は「大和ミュージアム」の隣にある海上自衛隊の資料館「てつのくじら」に向かいます!

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