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忍野八海 富士山の湧水の透明度に感激! [山中湖&富士山ドライブ旅行_2018]

透明過ぎる水に富士山のパワーを再確認

今回のドライブ旅行の最後の目的地は、富士山の麓に広がる湧水の聖地「忍野八海」です。こちらも世界遺産に富士山が登録された際に一緒に構成資産として選ばれた立派な世界遺産です。中国人観光客に恐ろしく人気があるので、とにかく早朝に行くべしとアドバイスをもらい、朝パノラマ台に向かった足で向かいました。

忍野八海は、昔から富士講の信仰の対象となった湧水が集中的に出る一体のことを指し、8つの湧水を称して八海と呼ばれています。昔ながらの建物をしっかり保存し、現代的な建物を建てずに景観保全をしていることもあって、富士山と昔ながらの古き良き日本を堪能することが出来る場所として人気の観光地です。

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目の前に広がる池の水の透明度にビックリ!

世界遺産に認定される前から名水の産地として有名で、日本名水百選地に選ばれていました。

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記念碑もあります!
昔に比べると、湧水の量が減ったり、濁りが出てきたりと大分変りつつあるようですが、それでも湧水の池はそれはそれは綺麗です。池の水を眺めていると、そのどこまでも透明な水に吸い込まれそうですし、浅い池なのではないかと勘違いしそうです。

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透明度が半端ないのが分かりますか?結構深い池なんですよ

忍野八海には観光客が無料で見ることが出来る池と、有料の区域にある池と別れています。とにかく中国人観光客が凄く、ここが日本であることを忘れそうになりますが、有料の区域に入ると中国人観光客はいないので、日本人観光客が数人でゆっくり整備された区域をのんびりと静かに歩くことが出来ます。

有料区域には8つある池の内3番霊場「底抜池」があります。

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全ての池に霊場番号を記した目印があります。

この池はそんなに大きくないのですが、とにかく水が澄んでいて綺麗です。下の写真で、池の周りの景色が水面に綺麗に映り込んでいる様子が分かりますか?まるで鏡のようです。

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行けの中にはお魚がしっかり生息しています

そして有料の区域内にある展望台から見た富士山がこちらです。どうですか?古い建物と見事に調和した美しい景色に感動です。

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これまで見てきた富士山とはまた一味違った趣がある写真です。

そして後ろを振り返って、忍野八海のメインの方向を見ると、こちらもなかなかの景色です。

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水車小屋もあり、味のある景色が広がっています。

そして最後に一番驚いた透明度を誇る池の姿を写真で紹介いたします。こちら「中池」です。

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その水深はなんと8mあります!

そして8mの水深がある池の姿がこちらです。水の透明度が高すぎて光の屈折率の関係か、その青さが凄いです。とてもとても8mも水深があるとは思えません!

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沢山の鯉が悠々と泳いでいます。中には70歳越えのお年寄り鯉もいます。

忍野八海は富士吉田と山中湖のちょうど中間地点にあるので、観光に来たついでに足を伸ばしてみると良いと思います。しかしながら元は小さな村だった名残から、あまり周辺設備が整備されておらず、細い道を通ったりと不便な面があります。特に駐車場は完全に不足していて、おみやげ物屋さんの駐車場に車を停めて帰りに買い物をするという流れが良いかと思いますが、午後は大混雑だそうです。時期をしっかりと見極めれば人酔いするほどの混雑には遭遇しないとは思いますが、少し工夫が必要な観光地であることには違いありません。しかしながら行けば絶対に感動する名水の地です。是非富士山散策コースの一つに組み込んでみることをおススメしたいと思います。

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