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絶景の海を眺める温泉旅館「今井壮」@今井浜温泉 [歴史と文学のドライブ伊豆旅行_2017]

贅沢!温泉と懐石料理で自分にご褒美♪

池田20世紀美術館から海沿いを走る国道135号線に出て、伊豆高原から一気に南伊豆にある今井浜温泉に向かいます。途中道の駅「伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと」に寄ってお土産や観光の情報を入手して、今夜の宿「今井荘」に向けてシーサイドドライブです。知らない道を夜走るだけの度胸と運転技術がないので、旅館には午後4時到着とかなり早いチェックインです。一番安いプランで予約をしたのですが、案内されたお部屋は最上階の広いお部屋にアップグレードされていました!感激!!

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広い!しかも手前にも小さな和室がある贅沢なお部屋です。

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お部屋の窓には相模灘の雄大な景色が目の前に広がります!

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窓からは天気が良ければ伊豆諸島が見えるそうです!
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奥がロビーで、手前の階段で海へと続く階に降りることが出来ます。

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裏口

旅館からは宿泊者限定で本館から直接海に抜ける裏口を使って海に出ることが出来ます。夏の滞在時は部屋で水着に着替えてそのまま海にGo!という感じで過ごす人が多いんでしょうね。海への出口にはサンダルや下駄が用意されていて、海に出る時には便利なサービスです。ここから出ると旅館のお庭を通って海に出るのですが、敷地を半分ほど歩いたところで振り返ると、宿の全景が見えます。

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立派な建物。流石は高級温泉旅館です!

こちらのお宿は伝統ある温泉旅館として長く暖簾を構えていて、皇室から文化人に政治家まで有名な方々が滞在しています。私が大好きな作家三島由紀夫も宿泊していますし、総理大臣経験者も宿泊していて、館内にはVIPが宿泊の記念に残したものを見ることが出来ます。中でも必見なのが、昭和天皇と今上陛下がご宿泊された際に植樹された松の木です!

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昭和天皇ご滞在時に植栽された松の木

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すぐ横には今上陛下が植栽された松の木もあります

他にも将棋の渡辺竜王と羽生名人の竜王戦の会場になったこともあり、ロビーにはその時に使われた将棋のセットがまるまる展示されています。多分マニアには堪らない逸品だと思います。

私が宿泊した日はちょうど台風が過ぎて数日ということで、旅館の前に広がる海には漂流物が大量に流れ着いていましたが、きっと台風や荒れた天気の影響を受けない時は美しい白浜は広がっているんでしょうね。

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台風が過ぎ去った翌日だったので、海には漂流物が沢山だった為散策は諦めました

伊豆の踊子 (新潮文庫) 夕飯前にまずは大浴場で旅の汚れと疲れを落します。今井浜温泉の泉質は柔らかく、お肌が潤う美人の湯のアルカリ性のお湯です。露天風呂だと浜風が気持ち良くかなり長風呂が出来る良いお風呂でした。やはり温泉は体の温まり方が違って、体の芯から温まる感じがします。お風呂の後には美味しい懐石料理を頂き、気さくな仲居さんに伊豆半島について色々なことをご教示頂きました。食事が終わった後にももう一度温泉に浸かり、持参した川端康成の「伊豆の踊子」を読み終えたらそのまま就寝です。ふかふかのお布団がまた良かったです。

翌朝は夜明け前に目が覚め、朝のお風呂が始まるのと同時にお風呂に直行です。ちょうど露天風呂に入っている最中に海の奥から朝日が昇り日の出を拝むことが出来ました。下の写真はお風呂から戻ってお部屋から見える朝日を撮影した写真です。

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部屋から日の出を堪能できます。

今井荘の宿泊は本当に良かったです。お湯も良いし、食事も最高でした。特に伊豆半島の海の幸、山の幸をふんだんに使ったお料理は格別。春に群馬の温泉巡りをした時には当然海の物は出てこなかったので、海と山に恵まれた伊豆が持つ自然の豊かさをお料理からも感じることが出来ました。サービスも行き届いていて、宿泊客も落ち着いた感じの方が多くてのんびりしているので、日頃の疲れを癒すのにうってつけです。今回は1泊しか出来ませんでしたが、いつか連泊で訪れたいお宿です。次回は絶対に海辺を歩くぞ!

翌朝は10時前にチェックアウトして下田方面に向かいます。伊豆半島ドライブ旅行の2日目は急ぎ足の観光にアップダウンの激しい峠道に悪戦苦闘で過酷な1日となります・・・。続きをお楽しみに(笑)

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