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”お通夜なら平服OK”は都市伝説です [ファッション]

お通夜でも喪服が近年の常識です

先週同僚が亡くなり、お通夜・告別式と参列しました。突然の訃報に驚くばかりでお式の間中涙が止まらない悲しいお別れとなりました。30代中盤になると年に1~2回位のペースでこういった式に参列する機会があります(多分これからは増える一方なんでしょうね)。訃報はいつも突然来るもので、今回も会社の訃報のリリースの翌日がお通夜でした(訃報を知った当日にお通夜だったという経験がある人も多いと思います)。

今回のお通夜は会社帰りに参列することになり事前に参列予定者の皆さんと打ち合わせをすることが出来、全員喪服で統一と決め参列しました。当初は私の中の常識ではお通夜は平服OKなので黒のスーツを予定していましたが、事前打ち合わせの時によくよく周りの話を聞いてみると、お通夜の平服OKというのは最早都市伝説であり、当日出先で連絡を受けてその足で参列するといった「本当に急な知らせ」の場合のみOKで、首都圏の一般常識ではお通夜からビシッと喪服で参列するのが現在の常識だそうです。まして故人が職場の関係者の場合は「平服なんでもってのほか」だそうです。危なく大恥をかくところでした・・・(汗)。実際にお通夜の参列者は99%が喪服で参列。会社帰りの人も男性を喪服に着替えて参列している人が大半でした。

こういったことは地域性があるものの、やはり迷った時は正装に近い服装で参列すると正解です。中にはパールのネックレスを付けるか付けないか等の話もありますが、こちらも持参したほうが正解です。お通夜と告別式の席では結婚指輪以外は付けないというのが基本ルールとされていますが、これもお通夜の平服参加OKと同じく都市伝説です。パールのネックレス(一連)を付けて参列し他人からアクセサリーを指摘をされた場合は外せば終わりですが、持参せずにネックレスをしていないことを指摘されると無い物はどうしようもないのでそこからのリカバリーが出来ません。なのでパールのネックレスも身に着けるのが正解です。

これからはこういった席が増えてくると思うので、マナーをしっかり身に着け対応出来るように心がけたいと改めて感じました。お通夜の中で説かれる説教ですが、3回目の「人生には3つの坂がある(上り坂、下り坂、まさか)」のお話でゲンナリ。説教する側も被らない話を持ってきて欲しいものだと思いつつ見上げた2月の寒い夜空でした。


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arkstar

同僚の方だと、この間普通に話を交わしたのに。
って感覚ですよねぇ。

お通夜は、西日本の地方で田舎に住んでいますが、喪服の時かすごく地味なもの(ヒカリ物や赤系は無しで)が一般的ですね。
逆に、葬儀の時には黒塗りの高級車で駆け付けるのが多かったり。
(故人の付き合いで立派な車に乗れる人が多いというのを知らしめる為みたいですが。)

冠婚葬祭のマナーって地域で異なる部分が有るので難しいですよね。
by arkstar (2016-02-25 19:34) 

as

>arkstarさん、ようこそ!!冠婚葬祭は地方色が強いのですよね。色々なものが混じる関東ではシンプルになりつつある気がします。その分失敗が出来ないんで怖いで、凄く気を使います。
by as (2016-02-27 14:29) 

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