ホテルオリジナルの栞がさりげなく ターンダウンサービス [ふらりシンガポールの旅_2015]
さりげない”しおり”のサービスにノックアウトです
ホテルには独自のサービスがありますが、マンダリンオリエンタルホテルでも素敵なサービスがあります。それはホテルの栞、ブックマークです。ターンダウンサービスやお部屋のお掃除の時に部屋に置いてある本にさりげなく栞が挟まっているんです!!今回の滞在では2種類の栞を頂きました。このしおりのサービスは読書好きにはたまりません。だってコレクションしたくなるじゃないですか!!このしおりのサービスは世界中のマンダリンオリエンタルで多分共通と思われます。ずーっと前にクアラルンプールのマンダリンオリエンタルホテルで父がもらった栞をもらったことがあるのですが、残念ながら今では行方不明に・・・(涙)
ハードカバーでも使える大きさのしおりです
ちょっと写真では分かり難いので2種類のしおりを紹介します。両方ともデザインは基本同じで、オーキッド(ラン)の花が金色でエンボス加工されていて、表面に過去の偉人達の名句が同じく金色で書かれています。裏面にはホテルの扇のマークとロゴが入っていて、蓮の花の様な細かい模様が入っています。上にも紹介したしおりには、アメリカ人哲学者ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)の詩が書かれています。
”Health is the first muse, and sleep is the condition to produce it”
そして2枚目は緑色のしおりでホメロス(Homer)の詩句です。
第一発見現場はこんな感じでるるぶにさりげなく挟まっていました。
“There is a time for many words, and there is also a time for sleep.”
この文章を見てピンときた人は読書家さんです!これはオデュッセイアの一文ですね。両方ともゆっくり眠ること、休むことは大切だよというメッセージで、ホテルの「良い夜をお過ごしください」という心遣いを感じますね~。このしおりの種類、何種類あるんでしょうか。気になります。シンガポールから帰ってきてからずっとこの2種類のしおりを交替で使っているのでそろそろ傷んできましたが、この2つの詩句を読むと、何となく寝ることも大切なんだと改めて思うようになりました。特にホメロスはお気に入りです。
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