インドネシアご飯、ミーゴレンとナシゴレンは外せません

インドネシア料理と言えばやっぱりこれ!!

海外旅行の楽しみと言えばもちろん食事です。特に東南アジアは各国豊かな独自の食文化を持っているので毎回旅行するたびにその国のお料理を堪能することを楽しみにしています。東南アジア料理は日本人の口に合う料理が多いのが嬉しい限りです。インドネシア料理と言ってすぐに思い浮かべるお料理と言えばやっぱり「ナシゴレン」と「ミーゴレン」ではないでしょうか。もちろん他にも沢山の美味しい郷土料理がありますが、今回の旅で食べることが出来た典型的なインドネシア料理は下の3種類になります。滞在がもう少し長ければもっと食べ歩き出来たと思うと、相変わらずの弾丸旅行なのが悔やまれます。

ナシゴレン

「ナシゴレン」はインドネシア料理で一番有名なお料理ではないでしょうか。写真からでは少し分かりにくいですが、目玉焼きの下に日本でいうところの炒飯があります。インドネシア料理は島国という国柄から一つのお料理のバリエーションがかなり豊かで地域ごとに独自の味付けやアレンジがあり、どれが正統派というものは基本ありません。日本の炒飯と違うのは味付けのソース。香辛料やニンニクがかなり強く入っていて、しかも結構濃い独特の味のソースでご飯を炒めています。辛い物が好きな人は結構後引く美味しさで癖になる人が多そうです。もちろん辛いのが苦手な人も、付け合せの目玉焼きを上手くほぐしてまぜまぜして食べると辛さが緩和されて大分マイルドな味に変身するのでご安心ください。私には本場の味は辛過ぎました（苦笑）。付け合せに欠かせないのがインドネシア料理の定番「海老の上げ煎餅」です。他にもトマトやキュウリが定番の付け合せとして一緒にサーブされます。我が家のご近所のスーパーでは「ナシゴレンの素」が普通に売られている位身近なインドネシア料理なんです。皆さんのお家の近くのスーパーでもあると思うので、材料も日本で簡単にそろえることが出来る”入門編インドネシア料理”としてインドネシア料理に興味のある人は一度チャレンジしては如何でしょうか。

左奥：ミーゴレン　右手前：ソトアヤム

インドネシア風焼きそば、ミーゴレン

こちらの「ミーゴレン」は先に紹介した「ナシゴレン」と同じくらい有名なインドネシア料理です。「ナシゴレン」と合わせてインドネシア料理の2トップですね。見た目のまんま焼きそばです。でも決して普通のソース味ではありません。こちらのソースも「ナシゴレン」同様かなりスパイスが効いています。鶏肉か牛肉をメインにたっぷりのお野菜が入ってニンニクとナンプラーの強い味でかなりエスニック感があります。こちらは「ナシゴレン」とは違ってかなり油がきついので、油に弱い人は食べ過ぎに気を付けましょう。そして「ミーゴレン」にも海老の揚げ煎餅が付け合せで必ず来ます。両方食べる機会があるのが一番ですが、もしどちらか一方しか食べる機会がないという忙しい人は、ご飯が好きな人は「ナシゴレン」を、麺が好きな人は「ミーゴレン」をオーダーすると良いと思います。後はナンプラーがいけるかどうかも重要ですね。

ちょっと上品目ソトアヤム

ソトアヤムはスパイスをふんだんに使った鶏肉のスープです。南国ではどうしても「スパイス＝辛い」というイメージがありますが、このソトアヤムはマイルドで辛くないお料理になります。スープの黄色はターメリック（ウコン）で着色されていて、スプの具には春雨、卵、セロリをはじめとする野菜が入っています。春雨が入っているのでスープと言うよりもスーパーやコンビニで売られている「スープ春雨」に近いですね。野菜や鶏肉がメインなのでとてもヘルシーで、東南アジア料理が好きと言う女性は大体ソトアヤム好きです。本場のインドネシアでは庶民の味の代表格で屋台ではソトアヤムにご飯、もしくはえびのおせんべいと一緒に食べるのが最も一般的な食べ方だそうです。しかもお財布にも優しいお料理です。

ローカルフードはまだまだありますが、メジャーどころをご紹介しました。私も初めて食べる料理のオンパレードで日本に紹介されているインドネシア料理はまだ一部でしかないことを実感しました。今回は屋台で食べる機会（と勇気）が無かったので、次回はチャレンジしてみたいなと心密かに思っています。インドネシアは少し水事情が悪いので渡航の際には必ず胃腸薬を持っていきましょう。使わないのが一番ですが、やはり日本人は長くジャカルタに住んでい居ても油断をすると食事にやられてしまうこともままあるそうです。衛生的過ぎる環境も一長一短ですね。