ANAさん、短距離線でも白いテーブルクロスが良いです!!

青い布ではなく白いテーブルクロスでお願いします

今回の台北旅行はANAです。3時間強のフライトと飛行時間が短いので行きと帰りの機内の様子を今回はまとめで書きます。写真は往復のものがごっちゃになってますのでご了承ください。機材は前回のバンコク旅行と同じB787ですが、短距離線なので少しずつサービスの内容が違いました。まずすぐに気が付くのはバンコク線にあった羽毛布団と枕が普通のブランケットになっています。

足元は十分暖かいので問題なしです

この日のフライトは快晴で空が澄み渡り窓際の席は景色が抜群です。窓際シートを確保して上機嫌の母が富士山の美しい写真を撮ってくれました!!飛行機から観る富士山も完璧な形でその美はますます冴えわたっています。空から望む富士山もまた貴重なアングルです（感涙）。思わず二人で窓から富士山に合掌です。ありがたやありがたや。

富士山と雲、最高のショットです!!

富士山を見ていると機内食のサービスが始まります。先ずは食前酒でシャンパンを頂きます。

ANAのベジタリアン対応の”あられ”がスナックです

ここで私はある違和感を覚えます。なんだか何かがバンコク線と違う気がする。しかも結構大切な何か・・・。この違和感は後ほど触れることにして、機内食をさくっとご紹介します。往路は2人とも和食を選びました。

 
見た目も綺麗な和定食です

メニューは、

＜口取り＞　蟹小袖寿司、糸蒟蒻と鱈子の煎り煮、菜の花塩昆布お浸し、白胡麻豆腐
＜小鉢＞　紅烏賊唐千寿博多
＜主菜＞　鰤（ぶり）カレー風味揚げ
＜ご飯＞　白ご飯　じゃこ山椒煮
味噌汁とお菓子「おいでませ」になります。

んん？？やっぱりなんだか変だな。バンコク線と比べてやたら見劣りがする気がするのですが・・・。短距離線だからトレイで食事がサーブされることはしょうがないとして・・・。う～む、何だろう・・・。早速帰宅後に正月明けに行ったバンコクの機内食の写真を見てみると、そこには私が感じた大きな違いがしっかりと写っていました。下の写真が同じく2015年1月のバンコク旅行の際のANAのビジネスクラスの機内食の写真になります。

HND/BKK線ではコース料理。スワンナプームからの帰国の便の機内食

違いに気が付いた人、いますか？正解は

テーブルクロスの色（と材質）

です。台北/松山と羽田を結ぶ線の機内食はトレイで配られるのは時間の問題もあるので納得できるのですが、このテーブルクロスがバンコク線ではしっかりと白いテーブルクロスが敷かれるのに、台北線では青い不織布（？）なのです!!青は全日空のコーポレートカラーである一方、食欲を減退させ食事を美味しそうに見せない効果を持った色でもあります。しかも白いテーブルクロスは清潔感とある一定の高級感を演出するアイテムなので、どんなに飛行時間が短いと言えども絶対に白いテーブルクロスにした方が良いと思います。

 
2014年キャセイパシフィックのビジネスクラス（成田-香港）

上の写真は昨年キャセイパシフィックのビジネスクラスで香港に行った時の写真ですが、やはりこちらも白いクロスを使用しています。ANAも昨年SKYTRAX社の2014年ワールド・エアライン・アワード「エアライン・オブ・ザ・イヤー」で6位入賞の世界中で評価されているエアラインの1つですので、この辺りも是非改善して更なる高みに向かって頑張って欲しいです。ヨーロッパでは真っ白でシミ一つないテーブルクロスは中級レベル以上のレストランには必ずあるアイテムですし、今ではグローバルスタンダードになっていると言っても過言ではありません。全日空さんには短距離線でも白いテーブルクロスを導入を是非検討してほしいです。白いテーブルクロスは見た目もググッと良くなること間違いなしですよ！

食後のコーヒー

ここで復路の機内食も一緒にご紹介したいと思います。ANAの台北発の便では「リージェント台北」とコラボレーションした本格的台湾料理の機内食でした。帰国の便は2月のフライトになるので中国の春慶節のお料理をテーマにしているそうです。見た目もかなり華やかですね。中華料理は華やかさが重要ですよね。～

味付けはかなり辛めでした

＜アペタイザー＞
葉ニンニクの豚肉巻、イカの海老子マヨネーズ和え、トリュフ豆腐、
サツマイモの蜜煮、チョロギ、セロリのマスタード和え
＜メインディッシュ＞
海老の麻婆ソース和え、台湾風大根餅
＜小菓子＞
胡麻菓子
＜デザート＞
杏仁ゼリー　黒蜜かけ

以上になります。頑張ったんですがこれだけの量は食べられず1/3は残してしまいました・・・（涙）。今回のフライトでは往復共に母と話をしているうちに到着してしまいました。特に帰りの便では2月になったばかりということで、ANAの新デザインユニフォームに切り替わってました（詳細はコチラ！）。明るいグレーに青のストライプがシャープに入ったデザインですね。CAさん曰く「かなりストレッチが利いているもののタイトなシルエットで慣れるまでちょっと時間がかかりそう（汗）」とのことでした。確かにかなり細いデザインになっているから少しでも太ったら大変なデザインですよね。これは着こなすのが大変そうです。個人的にはラウンジの皆さんのユニフォームが一番好みです!!（聞いてないよって突っ込みは勘弁してください：笑）。

台北松山空港は半官（軍）半民の飛行場になるので上空からの写真撮影は固く禁止されています。皆さんも松山空港ご利用の際には十分気を付けてくださいね。蝶々が沢山デザインに用いられた松山空港はこじんまりとしたとてもユーザーフレンドリーな空港です。早速ここでもタブレット用のSIMをゲットして街に繰り出したいと思います!!

***2015年3月1日追記***

2月中にもう一度ANAで台北に行く機会がありました。今回の行きの飛行機の機内食では前回選ばなかった洋食を選んだのでその写真をアップします!!

やっぱりテーブルクロスが青い・・・

＜アペタイザー＞　チキンガランティーヌビーツの甘いソース添え
＜メインディッシュ＞　鰆のグリル マリニエール風
＜ブレッド＞　カンパーニュ
＜デザート＞　ミルクチョコレートムース

何だか食べ物ばかりの食い意地の張ったエントリーになってますね、これ（汗）。この2回目のフライトでCAさんに青いクロスに関して質問をしたところ、導入されているのは近距離線の韓国、中国、台湾線のみになるそうです。当然ながらお客様からも非常に不評だそうです。やっぱり違和感を感じますよね、これ・・・。