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人生で一度は行ってみたいマンダリンオリエンタルホテルの総本山 [行ってみタイ!バンコク旅行_2015]

文豪が愛した歴史あるホテルでアフタヌーン・ティー

高級ホテルチェーンの筆頭ともいえるマンダリンオリエンタルホテルの総本山が、バンコクにあるオリエンタルホテルです。ホテルフリークにとって絶対的聖地にして一度は泊まってみたいホテルの一つであり、長い歴史とホテルに宿泊した名だたる有名人の数と社交場としての華やかさは正にバンコクの象徴でもあります。そんなオリエンタルホテルに私達親子もタクシーを飛ばして足を運びました!

ホテルに一歩はいると頭上に広がる鳥かごと溢れんばかりの花をあしらったロビーの装飾はオリエンタルホテルの象徴です。最近では映画「サヨナライツカ」の舞台になったようで、御存じの方も多いと思います。

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天井が高く華やかです。

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階段の2階からロビーを見下ろして

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あちらこちらに胡蝶蘭が活けられています

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下から見上げると壮観です

今回オリエンタルホテルに来た理由は2つ。一つ目はタイシルクのお店「Jim Thompson(ジム・トンプソン)」でお留守番をしている我が家の男性陣にお土産を買うこと。そしてもう一つは、オーサーズラウンジでのアフタヌーン・ティー()ハイ・ティー)です。

ジム・トンプソンをはじめとするタイシルクは日本の絹(シルク)とかなり違い生地が厚くしっかりしています。その厚地のシルクが日本のシルクにはない光沢と耐久性をもたらし、ネクタイや小物入れなどに向いています。そんなタイシルクを一大産業として確立し、世界中から認められる素晴らしい伝統工芸品に押し上げた功労者がアメリカ人ジム・トンプソン氏です。「ジム・トンプソン」はタイシルクの最高峰であり、その製品は高品質で有名です。タイ国内を始め全世界で展開するチェーン店にまで広がったジム・トンプソンのサテライトがこのオリエンタルホテルに入っています。父と弟には深い光沢をもつシンプルな色合いのネクタイを数本ずつ。そして自分様にトラベル用品で昔から欲しかった携帯用ジュエリーケースを購入しました。店頭に飾ってあった美しい黒のクラッチバックも欲しかったのですが、在庫切れということで泣く泣く諦めました。その後飛行場のお店でまでクラッチバックを探したのですが、残念ながら見つけることが出来ませんでした。母はお目当ての商品シルクのブランケットを探していたのですが、こちらも最後まで見つけることが出来ず無念の帰国となりました。日本ではお値段が素晴らしいことになっているジム・トンプソンもタイ国内で買うとお手頃な価格で買うことが出来るので凄くお得です。

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出張用のジュエリーケース。ジュエリー以外にも色々な物が入って便利です。

ジム・トンプソンでお買い物をを終わらせるとアフタヌーンティーの予約時間にぴったり。旧館の奥まった場所にある「オーサーズラウンジ」に向かいます。

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真っ白の空間です

オーサーズラウンジは日本語で言うと「作家達のラウンジ」。このオリエンタルホテルを定宿にしていた文豪達をリスペクトし、また植民地時代の雰囲気コロニアル様式のティーサロンです。写真でも分かる様に、かなり狭い空間で席数も限られているので必ず予約をしましょうね。

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籐の真っ白い椅子が気持ち良いです

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ビジネスマンが優雅にお茶をしながら商談をしていました

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天井まで届く竹がアジアと西洋をミックスしています

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ここもお花が沢山。とにかくどこもかしこもお花だらけ!!

事前に予約をしておいたこともあり、ラウンジの階段下の一等地にどーんと席をリザーブしてくれていた為に全体の写真が撮れませんでした(涙)。このメインフロアで最高の場所にあるテーブルは4つだけ。後は階段の下になったり、脇の柱の後ろになったりするので、降り注ぐ光と溢れる花に囲まれて素敵な時間を過ごしたい人は予約をする際に席の希望を出しておくと良いと思います。

早速アフタヌーンティーのスタートです。アフタヌーンティーも正統派イギリス様式のものからタイ風のもの、ベジタリアン向けと幾つか種類があります。紅茶も4種類の中から選べるので店員さんの説明を良く聞くことをお薦めします。今回私達二人が選んだのは、英国風アフタヌーンティーで紅茶は2種類選びました。

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レモングラスのアイスクリームがスターター

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凄いボリュームに絶句

このケーキとお菓子の量、半端ありません。スコーンもしっかりと2人前あって「暖かいうちに食べることをお薦めしますね」なんて言われてしまったので、頑張ってスコーンを食べたらもうギブアップ状態。紅茶も美味しいのでガンガン飲んでいくとお腹に溜まります。しかもお味がかなり濃厚な美味しさなので正直日本人女性は胃の調子が良くないと半分も食べれないと思います(汗)。でもご安心を。ここでは食べれなかったケーキやサンドイッチ、パイなどは全部持ち帰ることができます!!ゼリーだけ待ち帰り不可なんですので何がなんでもここで食べましょう。私達も2時間頑張りましたが、パウンドケーキやチョコレートケーキ等々大量のケーキを持ち帰り、その日の夕食になりました(苦笑)。なかなか胃に負荷の大きいアフタヌーンティーでしたが、多くの文豪達が執筆活動で長く滞在したオリエンタルホテルに来ること、そして彼らが稙博していた当時の趣をそのまま残す「オーサーズラウンジ」でアフタヌーンティーをすることは私の夢でもあったので、大満足の時間でした。やはり本好き&淑女たるもの、歴史と伝統のある場所は押さえておかないといけませんからね!

最後に1つだけ注意ポイントを。こちらの「オーサーズラウンジ」はドレスコードがあります。このオリエンタルホテル自体がタイで最も格式が高いホテルなのである程度のドレスコードが求めらます。結構ラフな格好の人も多いのですが、基本Tシャツや短パンなどはNGです。どこでも同じですがドレスコードを守れていなくても注意されることはありませんが、ホテルの様な場所ではしっかりとした格好で行くとそれなりの対応をしてもらえるので、守った方が得だと思っていますのでこちらもご注意ください!!


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