インタウンチェックインとラウンジ「The PIER」!!

エアポートエクスプレス駅で飛行機にチェックイン!?

香港滞在3日目は午前便で日本に帰るので、少し名残惜しいですがお世話になったホテル「リッツ・カールトン香港」を8時前にチェックアウトをし、エアポートエクスプレスの駅「九龍駅」に向かいます。向かうと言ってもホテル直結なので、9階の正面玄関から隣接するショッピングセンターの中を10分程スーツケースを押しながら歩けば到着です。

九龍駅で一番最初にすることは、飛行機のチェックインです!!実は香港の飛行場では「インタウン・チェックイン」という仕組みが導入されていて、エアポートエクスプレスの駅に各飛行機会社のカウンターが設置されていて、駅で飛行機のチェックインが出来ちゃうんです!!

エアポートエクスプレスの切符がないとカウンターにいけないので注意です。

私達も早速キャセイパシフィックのカウンターに向かい、チェックインします。まだ早かったこともあり、とってもスムース。どこもかしこも待ち時間0で、ストレスフリーでスイスイ行きます。ボーディングパスを貰い、邪魔になりがちな機内預けの大きな荷物はここで預けてしまえるので、ここからは機内持ち込み荷物だけで飛行場に行けるという凄いシステムです。私達親子が搭乗する飛行機はCX520便なのでゆっくりする時間はありませんでしたが、そのまま下のホームに降りて、すぐに来たエアポートエクスプレスに乗り込み一路「香港国際空港」へ向かいます。

約20分で電車は空港に到着です（利用する飛行機会社で降りるホームが違うので良く車内アナウンスを聞きましょう！）。人でごった返している飛行機会社のチェックインカウンターを横目で見ながら真っ直ぐ保安検査場に向かいます。香港の飛行場は利用客が本当に多く、常に人がごった返しています。特に本土からの観光客がここ数年で一気に増えたこともあり、どこもかしこも人であふれているそうです。生粋の香港人達にとってはあまり嬉しくない状況の様です（苦笑）

保安検査とイミグレーションを無事通過した時点でフライトまで1時間強。先ずは父に頼まれているタバコを免税店で購入し、後はラウンジでのんびりすることにしました。CX520便はゲート60で、今回もサテライトにあるゲートです。九龍駅でチェックインする際に、ビジネスラウンジのインビテーションをもらった際にどこのラウンジが良いかをカウンターの女性に聞いたところ、メインラウンジの「The Wing（ザ・ウィング）」か、サテライトの奥にある「The Pier（ザ・ピア）」の2つを勧めてくれたので、人が少なく静かに過ごせる「ザ・ピア」を選択。ゲートの場所を確認しつつラウンジに向かいます。

「ザ・ピア」入口。エスカレーターで1フロア下に降りると立派なカウンターがあります。

サテライトのラウンジなので人が少ないことはある程度想定していましたが、本当に少なく、私達親子を含めても総勢10名いるかいないかという状態です。ホテルで軽くご飯を食べたきりだった私はお腹が空いたので、キャセイご自慢の「ザ・ヌードルバー」を目指します。ちょうど朝ごはんの時間帯ということで軽いワンタンが出てきました。

「ザ・ヌードルバー」で、ここの麺類は美味しいと評判がとても良いです。

充実した朝ご飯がビュッフェ形式でいただくことが出来ます。

ヨーグルトとフルーツの盛り合わせも一緒に頂きました。ここで朝食をガッツリ食べている人もいましたが、味も美味しく、下手なホテルの朝食よりもクオリティーが高いので、ビジネスマンには朝食の場所として最高の選択かもしれませんね。お食事をしている方たちの邪魔にならないように、食事を済ませたらリビングゾーンへ。座り心地の良いソファーが置かれていて、e-mailチェックをしたり、新聞を読んだりと、それぞれがフライト前の貴重な時間を過ごしています。膝が悪い母にとって長く立ちっぱなしだったり、狭い座席だと膝にかかる負担が大きいので、こうやってラウンジで座ってボーディングまでの時間を過ごすことが出来るのはとても有難いことです。

「ザ・ロングバー」、な、長い!!

そしてキャセイ・パシフィックのラウンジ全てに共通する「The Long bar」です。サテライトのラウンジでありながらも、この長さ!!メインラウンジの「The Wing」や「The Bridge（ザ・ブリッジ）」のバーはどれ程なんでしょう!!写真の奥に写っているバーテンダーさんが一人だったのですが、忙しい時間帯になると何人もの人がここに座ってお酒を傾けるんでしょうね。そんな光景も見てみたいな、なんて思いながら「香港スタイルミルクティー」を頂いて、ラウンジを後にしゲートに向かいます。

時間通りにゲートに到着。

帰りの飛行機は最新の機材が搭載されたボーイング777-300型です。成田ー香港の古い機材ではなく、完全フルフラットのシェル型タイプのビジネスクラスのシートになり、ファーストクラスもあります。

搭乗時間になっても搭乗が始まらない・・・。

優先搭乗とそれ以外で2列に分かれて並ばされます。そんなに乗客が多い感じはしないのですが、こんな風に事前に並ぶのは久しぶりです。ビジネスクラスなので優先搭乗ラインに並んで待つと、すぐにボーディングが開始です。次回はキャセイパシフィックの近距離線ビジネスクラスをご紹介します。これで2泊3日の香港とお別れになります。

結局観光しなかったから為、街の写真が1枚もない旅行記に・・・（汗）