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金と黒の世界 リッツ・カールトン香港 [そうだ、香港に行こう!!_2014]

リッツ・カールトン香港にチェックイン

エアポートエクスプレスの「九龍駅」に到着した私達親子は、隣接するショッピングモール「Elements(エレメンツ)」の中を通りながら今回の旅で滞在するホテルの「The Ritz-Carlton Hong Kong(リッツ・カールトン・香港)」に向かいます。香港で一番高いビル「スカイ100-International Commercial Centre sky100」の102階から118階までを占める超高層階ホテルです。リッツ・カールトンというと私にとっては東京・六本木のイメージで、かなりケバいイメージ(失礼)。しかし、香港のリッツ・カールトンはそれを遥かに超えた金ピカの世界が私達を待っていました。

ショッピングモール「Element」からホテルのドアマンに重いドア開けてエントランスに入るとそこは柑橘系ベースの甘~い香りが漂っています。この香り、いたる所で焚かれていて客室の廊下にもバッチリ噴霧されています。そして短いエレベーターに乗ってホテルの車寄せがあるホテル入口に到着です。止まっている車も高級車ばかり。六本木と同じで派手系車が止まっているのを見ると、香港の客層も六本木と同じ系列のようです。

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仮のロビーで、奥にペストリーがあります。右手は車寄せになっています。

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車寄せが既に9F。滞在中はここでタクシーを呼んでもらって街へと行きます。

車寄せがあるエントランスが9階で、ホテルのフロントは103階なので、ここから超高速エレベーターに乗って一気に103階まで上がっていきます。ちなみにこのホテルは最上階が118階という香港でも一番高いビルで、世界でも5本の指に入る超高層ビル&ホテルになります。94階分を1分もかからない速さで上がっていくエレベーターは最初は安定しているものの、途中から震度2くらいの揺れが発生します。なんせエレベーターの中にメーカー名が書いてないんですよ!!台湾の101ビルも日本企業のエレベーターを導入してて安心して乗ることが出来ましたが、正直この後何度もこのエレベーターに乗りましたが、その度に不安に襲われました。小心者でスイマセン。

そんなこんなで103階のロビーに到着です。チェックインカウンターに出向いて名前を伝えると簡単にチェックイン完了です。後は宿泊者専用のエレベーター(こちらは震度1の揺れもなし)で108階のお部屋に向かいます。ベルに導かれてお部屋に入ると、窓からはビクトリア湾の景色が一望出来る眺望抜群のお部屋です!!

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この景色を見る為にリッツ・カールトンを選んだので、お部屋からの景色に大満足です。眺望は後から改めて紹介することにします。

お部屋のインテリアは黒と金といたるところに配置された鏡がゴージャス感を演出しています。六本木を遥かに超えるギラギラ感満載です。言葉では説明不可能なので、写真をアップしていきます。

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重なる枕とクッション、金色のファブリックが眩しい!!

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カーテンももちろん金色でデスク左の黒色格子は鏡になっています。

Hotel_ (8).JPGバスルーム

タオルも当然全部にホテルのロゴが大きく金色で刺繍されています!!このバスルームに一つだけクレーム。バス、シャワーブース、トイレとファシリティーがあるのですが、動線をきちんと考えていないのか、バスの隣がトイレで、その奥がシャワールームと、シャワールームからバスまでの移動すると床が水だらけになります。トイレとシャワーブースの位置を変えればバスタブの横がシャワーブースになって床が水浸しにならないので、新しく作る建屋は動線をしっかり考えて作って欲しいものです。ラグジュアリーホテルとして失格です。

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アメニティーはイギリスブランドAsprey(アスプレイ)のPurple Water(パープルウォーター)

Aspreyは英国王室御用達ブランドで2014年9月現在ではチャールズ皇太子のワラントホルダーブランドです。ハイジュエリーから生活雑貨、本までを扱う総合ブランドです。私の大好きなF1のオフィシャル写真本も手掛けています。総じて言えることは”とにかく良いお値段の品物が多く、庶民には手が届かない物”を沢山手がけている名門ブランドです。

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ドアを開けるとインテリアもゴールド!!

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窓辺には座り易い様にクッションが敷かれていて、ここに座って一日中香港の景色を眺めて過ごせるようになっています。当然ながら夜景も素晴らしいですし、ここまで高いと誰も見ないので、寝る時もカーテンは明けたままでOKです。窓辺の小さなテーブルも当然鏡です!!

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ウェルカムスイーツはマカロンでした。香港でパンダ??

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ウェルカムフルーツはオレンジです。中にはカトラリーも充実しています。

他にもネスプレッソが置かれていたり、ホテルオリジナルのミネラルウォーター(こちらも黒いラッピング)や冷蔵庫のミネラルウォーターがVOSSだったりと高級ホテルの名に相応しい備品で囲まれたゴージャスなお部屋です。色々と写真を撮ったのですが、鏡にどうしても自分が写りこんでしまうため、掲載出来る写真が少なくなってしましました。特にバスルームは扉を閉めるとバスルーム側の扉の裏まで鏡仕様でビックリ。とにかく金ピカの世界です。窓辺に置かれているカウチに私が座り、母が窓辺に座って過ごすことが多かったのですが、カウチに座って天井を見上げると、天井まで鏡になっていたことを発見した時はカウチから落ちそうになりました(実話です)

今回泊まったお部屋は「Deluxe Victoria Harbour Room(デラックス・ヴィクトリア・ハーバールーム」になります(本当はクラブフロアの部屋にしたかったのですが満室。悔し涙でした)。このホテルでは、眺望でお部屋が3種類に分かれているので注意が必要です。同じレベルのお部屋でも眺望でお値段が変わりますが、絶対にケチらずヴィクトリアハーバービューのお部屋にしましょう。晴れれば素晴らしい景色が見えますが、曇りもしくは雨の場合、完全に雲海の上になってしまって何も見えないというハイリスクなホテルですが、それを考慮しても反対側の海ビューや街ビューはやめておいた方が良いと思います。理由は下の写真でご確認あれ!!

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Views_3.JPG湾の奥が香港島

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地上400mの部屋からの眺めはまさに百万ドルの夜景です。毎晩8時から15分間開催される「シンフォニー・オブ・ライツ」もお部屋からバッチリ見えます。高すぎて光のショーを見下ろす形になるので、今度見る機会があったら見上げて鑑賞できる場所で見たいと思います。

2日目はさっさと目的の買い物@ペニンシュラホテルのブティック、を済ませて一切観光せずに昼過ぎにはホテルに帰着。午後はルームサービスを頼んで窓辺で夜までお酒を飲みつつ母と二人でこの景色を堪能しました。時期はちょうど中秋の名月のお祭りの時期ということもあり空気も綺麗でお月様が良く見えました。中華圏では春節に次ぐ大きなお祭りなので、街中は月餅があらゆるところで売られていて、お祭りモード全開です。35度越えの中、どこもかしこも人人人の状態の街を歩くのは不可能(写真も1枚も撮りませんでした)。午前中でグッタリでした。

金と黒と鏡で演出される中華式ゴージャス感満載のお部屋に私は若干胸やけ気味ですが、お好きな方はリピーターになること間違いなしの世界だと思います。正直なところ街の中心からはかなり離れているのでタクシー移動必須と不便な場所ではありますが、サービスは一流です。働いている人達のお化粧もケバめですが、それもリッツ・カールトンというブランド色と思えば素晴らしい個性です。次回はホテルの共用ゾーンをご紹介します。


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