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出雲に来たなら出雲そばを食べねば [出雲、一泊弾丸湯治旅行_2014]

美味しい出雲そばを頂きました!!

出雲大社を一通り巡って表参道を歩いているうちにお昼の時間も大分過ぎていることに気が付き、出雲蕎麦(割子蕎麦)を食べようということになりました。出雲に来て出雲そばを食べないわけにはいきません。今回お邪魔したのは出雲大社の横にある島根県立古代出雲歴史博物館前にある出雲そばのお店「やしろや」さんです。表参道にも多くの出雲そばのお店がありますが、こちらのお店では蕎麦がきがメニューにあることと、事前に出雲に行ったことがある人に聞き取り調査をした際に食通の方々から名前が多く上がったお店だからです。

お蕎麦を心から愛する私は、美味しいお蕎麦屋さん選びの基準のに「蕎麦がき」を提供していること、というのがあります。蕎麦がきは実際にお店でそばを打っている証拠であり、蕎麦粉100%なので蕎麦自体の美味しさがそのまま蕎麦がきの味となります。先ず蕎麦がきを出しているお店は大外れの心配は無いと言っても大丈夫です。もちろん「やしろや」さんでもしっかり蕎麦がきがメニューにあります。

出雲そば.JPG
3段タイプ。コシがあって蕎麦の風味が強いお蕎麦です。

東京のお蕎麦屋さんのお蕎麦に比べると蕎麦自体がかなり太いですね。しかもコシもあって歯ごたえ十分。タレは少し甘めで、素朴で土臭い香りが強い蕎麦との相性は抜群です。特にズルズルっとすすった際に鼻を通る蕎麦の強い香りは蕎麦の風味を感じさせてくれるので、タレは少な目の方がより蕎麦本来の味を楽しめます。ちなみに左上の湯飲みには蕎麦湯が入っています。蕎麦は個人の好みで結構評価が分かれるものなので、土臭さを残した蕎麦の強い味が苦手な人にはあまりお勧めできませんが、「やしろや」さんのお蕎麦はこれまで食べてきたお蕎麦屋さんの中でもトップクラスの美味しいお蕎麦だと思いますので、蕎麦好きの方は出雲大社に来た際には寄ってみることをお勧めします。

写真からも分かる様に割子蕎麦は外出先でも食べれるようにと小さな漆器で重ねて出す出雲で独特の進化をしたお蕎麦の粋な食文化(スタイル)です。食べ方は一番上にタレと薬味を乗せて頂き、上の段がなくなったら残ったタレを下の段のお蕎麦にかけて食べ進めていきます。女性なら3段でまずお腹いっぱいになりますが、男性なら4~5段もペロッと食べてしまう人も多いのではないかと思います。

なお注意事項として1つ大切なことを書こうと思います。出雲そばのお店は開店時間があっても決められた閉店時間はありません。逆に言うと蕎麦がなくなったら閉店です。大体平日でも2時を過ぎると食べられなくなると考えていた方が良いですし、多く観光客が来る土日・祝祭日は混雑を見越して12時前にお目当てのお店に入った方が良いです。中には自分が食べているにも関わらず暖簾を下げられて早く帰れと催促されているようで不愉快だ、なんて言う人もいるようですが、それは完全な勘違いです。逆に最後に滑り込むことが出来たことを喜ばないといけません。郷に入れが郷に従えと言いますが、正にその通りですね。

美味しい割子そばを頂戴した後に蕎麦がきも注文し、こちらも絶品でした。出雲大社に参拝し、その帰りに出雲そばに舌鼓。外は相変わらずの雨模様でしたが、気分は上々!美味しいお蕎麦を堪能した後はお店の前にある「島根県立古代出雲歴史博物館」に向かいます!!


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