要再修行か!?ビジネス英語に悪戦苦闘：とりあえず、やるっきゃないでしょ！：SSブログ

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要再修行か!?ビジネス英語に悪戦苦闘　[本] [編集]

やっぱり英語は勉強しないとダメみたいです

私が働く会社は外資系なので朝早くに出社し自分の仕事をこなし、本国との時差の関係でヨーロッパがオープンになる夕方から会議や現地とのやりとりが始まるため夜遅くまで働くのが当然という、まさに”社畜”状態の日々が続いております（涙）。そんな色褪せた生活をしている中、最近特にクレーム案件が頻発し、それを本国と捌くにあたっての英語でのコミュニケーションで非常に苦労しています。

私のblogを長く読んでくださっている方はご存知のように、諸事情によりイギリスで1年半弱過ごした経験があるので英語は日常会話程度は問題なくこなせるだけの力はあるのですが、工業製品用語や微妙なニュアンス、法的なルールや貿易に関するボキャブラリー等、ビジネスの場で実際に使われる英語はやはり別次元というのが現実です。それにお客様の要望やクレームは当然日本語でくるのですが、それを英語に訳すのも一苦労。特に日本語にしかないニュアンスや、逆に日本語にはないニュアンスをどうやって正確に伝えるかが大きな課題となっていて、少し間違えると大変な事態になりかねないので、慎重且つ丁寧に言葉を選んで進めていくと時間もかかります。

英語は話せても英語で仕事を円滑に進める為には語学力を上げるのが一番の近道と、英語の勉強を改めて始めることにしました。そこで本棚の奥の方に追いやられていたイギリスで勉強していた時に使っていた教科書を引っ張り出してきました。見事に埃をかぶっていました（笑）

久しぶりの再会です（苦笑）

発掘したのは語学学校時代に教材として使っていて一番使い慣れている英国OXFORDの文法テキストです。青が中級用で緑が上級用になります。ヨーロッパの語学学校では広く採用されているので、普通の町の本屋さんでも買える程定番のシリーズです。日本でも大きな本屋さんに行くと見つけられます。同じくCambridgeのテキストも授業では使っていたのですが、私にはOXFORDシリーズの方が相性が良くこのシリーズで英語を勉強したものです（懐かし～）。

英語を勉強する時は英語で勉強する。当たり前ですが、ある程度のレベルになるとこちらの方がずっと効率的です。このテキストは見開きで左ページが英語で文法の解説が書かれていて、右ページがその練習問題になっています。特に英語を勉強中の学生さんには青のIntermidiateがオススメです。英語特有の感覚で日本語にはない物を日本語で理解するのは難しい場合が多いので、そんな場合は英語が分からなくても辞書を片手に英語で文法の解説を読んだ方が頭に入ります（私が経験者なので自信を持って断言します!!）。付箋が張られているページは私が苦労した文法のページで、当時の苦労の跡も今では良い思い出です。

今さら文法から勉強する必要があるのか、というところもあるのですがやはり日本人の強みである文法を一通りこなしてから専門用語のボキャブラリーを補充し、ディベートや会議でしっかりと自分が言いたいことを英語で伝えられるように発言することによって、一気に意思の疎通も速く出来るようになるのではないかと思っています。社内でヨーロピアンと会議をする時も彼らの英語力と自分のそれとの間には大きな隔たりを感じますし、本国から技術者が派遣される時などは通訳として同行することも多いので、その差を少しでも縮めることが出来るようにしたいと思います。しかしまさか英語の勉強を改めて始めることになるとは自分でも思いませんでした・・・。一応会社でも従業員向けの英語の教育制度もあるので、必要ならそちらもエントリーしようかなと思っています。

今の時代TOEICのスコアを目標にして頑張るという勉強方法がメジャーだとは思いますが、今回の勉強の目的がちょっと違うだけに最終的には技術者向けの英語コースに入れるように、英語と工業・貿易用語のボキャブラリーの充実に重点をおいて頑張ろうと思います。毎日が英会話レッスン状態なので、勉強するには良い環境ではあると思いますがしっかりと目標を決めてコツコツ頑張りたいと思います!!

OXFORDのテキストを手にした瞬間、イギリスで勉強していた頃のことを思い出しました。いやぁ～最初の3か月間は本当に辛かったなぁ・・・（遠い目）。でもその頃の努力と苦労が今の私を作っている土台だと思うと、あの頃の苦労は報われているんですね。あの頃の自分にそう伝えてあげられないのが残念です（苦笑）。