SSブログ

台湾に行ったら、絶対に外せない場所 [台湾備忘録_2009]

世界4大博物館の一つ、故宮博物院

今回の旅の目的の一つ。それが、世界4大博物館の一つに数えられている「故宮博物院」です。その他の博物館としては、メトロポリタン美術館、ルーブル美術館、エルミタージュ美術館になります。

中国本国では、文化大革命の際に多くの文物が破壊されるという悲しい出来事がありましたが、台湾では戦火を避けるために疎開した宝物を、蒋介石が台湾に運び、そのまま現在に到るまで大切に保管され、展示されています。そして収蔵品の数は、ななななんと、65万点!!全部の作品を見るには一体どれぐらいの年月がかかるのか、想像も出来ません!!

故宮博物院_01.JPG 広大な敷地

芸術をこよなく愛す母にとって、故宮博物院に行きたいというのが今回の一番のリクエスト。私も博物館や美術館めぐりが大好きなので、喜んで一緒に行きます。ホテルからタクシーに乗り、20分くらいで到着した故宮博物院は、山一つが敷地というトンでもなく大きい博物館。さすがです・・・。

早速チケット売り場に行くと、世界各国から来ている観光客が溢れかえっている状態。何とかチケットを購入し、音声ガイドを母の為に借りていざ出発!!

とても広い博物館なので、どこから見て回るか迷うところですが、オススメは3階から下りてくる方法。博物館のメインと言っても過言ではない「翡翠白菜」「肉形石」があり、しかも企画展がメインで、常時超混雑状態の一階を後回しにすることによって、体力の温存も図れます。

思ったよりも小さい博物館で、丸一日を予定していたのですが、実際にはゆっくり見て回っても半日あれば十分です。パリのルーブル美術館クラスの大きさを予想していただけに、これには正直拍子抜けしました。しかしながら、展示されている文物は素晴らしいものばかり。中国の長い歴史を感じさせてくれる素晴らしい展示物ばかりでした。博物館の良さはいくら言葉を並べても伝えられないものなので、興味のある方は是非一度足を運んでみてください!!損はしません!!

最後にはお決まりのミュージアムショップでお買い物。私は美術館や博物館に行った際には、そこのガイドブックを必ず購入し、コレクションをしています。なので勿論今回も購入。

DSC00172.JPG

写真の右にあるのが日本語バージョンのもの、左が中国語のものですが、中身も内容も中国語バージョンの方がはるかに充実しているのに、値段は一緒・・・。流石は中華圏。金儲け命という精神がこんなことろにまで出ています(苦笑)

*音声ガイドを借りるには、料金のほかに身分証明書を預けるシステムになっています。大部分の人はパスポートを預けることになると思いますので、パスポートを忘れずに。音声ガイドを返却する時に、パスポートはしっかり返ってくるので心配無用です。

nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 3

コメント 2

Tomo

北京の故宮博物館は行ったことがありますが、ルートが二つあって、とても短時間ではみられないと思った記憶があります。(今回はいけませんでした。)
台湾の故宮博物館もなかなか大きそう、と思ってましたが、半日くらいで回れそうというのは意外です。翡翠白菜はたしか世界ふしぎ発見で見た記憶があります。題材が面白いなと思って覚えてます。
by Tomo (2009-11-15 23:46) 

as

>Tomoさん、ようこそ!!北京の故宮博物院にくらべると、台湾の故宮博物院は小さいです。中国のは、広大な感じですが、こちらか実にコンパクトです。

翡翠白菜やお肉やら、面白い展示物がたくさんありました。個人的には、やっぱり美しい青磁や白磁、玉の飾り物がとても良かったですね。Tomoさんもいつか台湾に行く機会があると思いますので、是非その時に行ってみてください!!
by as (2009-11-16 21:21) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0