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クリスマス商戦は大変!! [イギリスの生活]

ショップで戦死覚悟!?イギリスはクリスマス商戦真っ只中!!

イギリスのクリスマス。それはまさに悪夢です・・・。キリスト教国において、クリスマスは一年の中で一番大切な日。イギリスでは、クリスマス(と翌日のボクシングデー)は電車もバスも全てが運休となり、静かに家族で過ごすのが正しいクリスマスの過ごし方。

家族で過ごすというと、かなり響きは良いのですが、プレゼントと言う悪夢がそれに付いてくるのです!!しかも、このプレゼント、家族のみならず友人同士でもやり取りが行われ、ご近所さん同士ではクリスマスカードを各家のポストに投げ込みます。その数といったら、半端じゃありません。うちの大家さんは独身で自身の家庭が無いのにも関わらず、毎年40個近いプレゼントと膨大な量のクリスマスカードを準備しないといけないらしく、一年を通してクリスマスのために節約しているくらいです!!彼女いわく、「全く、馬鹿げているわ!!(怒)」らしいのですが、伝統という厚い壁はなかなかブチ破ることができないらしく、会ったこともない、従兄弟の子供にまでプレゼントを買わなきゃいけないそうです(そんな彼女に心から同情してしまいます)。子供達は、学校でいくつプレゼントを貰ったかを競い合うので、あげないわけには行かないそうです・・・あはは(汗)

11月に入るとほとんどのお店はクリスマス商戦に突入し、セールが始まります。そして、週末にもなるとお店はどこも両手に抱えきれないほどのプレゼントを持った人でごった返します。私の住んでいる街はショッピングで有名な街なので、土曜日は「どこからこんなに人が集まるのか」という位の混み様に、まさに街全体が戦場状態。イメージとしては、お正月の初売りと同じです(しかもイギリス人は横も縦も広いので、最悪です・・・)。経済絶好調のイギリスは、多い人ではミドルクラスでもプレゼント代に100万円以上を使う人もいるくらい。もう、何かが間違っています。日曜日に牛乳を買いに街に出たのですが、通りに出た瞬間、帰ろうかと真剣に思ったほどです。この混雑がクリスマスまで続くと思うとぞっとします。去年も酷かったし・・・。

しかし、残念ながら私はクリスマス前に帰国するので、プレゼントは一足早めに渡さないといけませんね。ですがその前に、大家さんに見込まれた「ラッピング」の腕前で、大家さんのプレゼントのラッピングのお手伝いです。

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のりっく

この時期はいずこも大変なんですね。米国人もThanksGiving以降はアホみたいに買い物しまくってますし、日本の百貨店も連日大賑わいです。先週末の新宿伊勢丹のカルティエ売り場には行列が出来てました・・・不況ってどこ?

日本人もお年玉が大変ですが、英国人も大変なんですねー。意外でした。
by のりっく (2007-12-05 02:53) 

as

>のりっくさん、ようこそ!!アメリカもイギリスもクリスマスは日本以上ですからね。イギリスではポンドが強いことを理由に、アメリカまでshoppingに行くツアーまであるんですよ。旅費を考えたら、絶対高いはずなのに参加希望者が多くて大変だとか。

伊勢丹本店は、最強の客層を抱えている日本一の百貨店なので、行列ができるのも納得ですね。お年玉がある日本も大変ですが、一人にいくつもプレゼントを渡さなきゃいけない(子供が受け取ったプレゼント数を上げるため)こちらのクリスマスも本当に大変です。
by as (2007-12-05 18:09) 

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