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イングランド、ヨーロピアンカップまさかの予選敗退 [イギリスのスポーツ]

子供のフットボールの試合を見る方が、身体に悪い??

先週水曜日、フットボール「ヨーロピアンカップ」の決勝ラウンド進出をかけ、クロアチアとの試合がロンドンで行われました。イギリス滞在中の最後のイングランドの試合なので、私も友人と一緒にパブに繰り出し応援です。

予選リーグにも関わらず苦戦を強いられてきたイングランドですが、この試合に勝つか引き分ければ決勝リーグ進出。相手はクロアチアと若干格下のチームなので、誰もが決勝リーグ進出を信じて疑わなかったのですが、結果は2対3と、まさかのイングランド敗退です・・・(涙)敗因はイングランドのお粗末なプレー(特に前半は見るに耐えない)と、クロアチアの善戦です。試合終了のホイッスルが聞こえた瞬間、パブは無音。その後、予選リーグ敗退という信じられない結果に叫ぶ人や、泣き崩れてしまう人など、騒然とした雰囲気になってしまい、本当に大変でした。翌日、イングランド代表マクラーレン監督は当然クビ。FAが国民に陳謝し、現在新監督探しに躍起になっています。

多くのイギリス人男性にとってフットボールは「生き甲斐」なのですが、それに関して先日BBCのニュースでとっても興味深いレポートがありました。なんと、「子供のフットボールの試合を見る方が、ナショナルチームやプレミアリーグの試合を見るより、3倍もストレスがかかる」というものです(苦笑)

土日の公園やフィールドでは、子供達が一生懸命ボールを追いかける微笑ましい光景はごく当たり前。そしてその横で、監督顔負けのジェスチャーで子供達に指示を出しているお父さん達の姿は、まさに「スゴイ」の一言。一人二人ではなく、10人位がダァーと並び、今にもフィールドに入っていきそうな勢いなんです(笑)

世界ランキングでもイングランドは一気に順位を落とし、フットボール発祥の地のプライドはズタズタ。次に就任する代表監督の元、イングランドは復活を遂げることができるのか注目です!!

Come on, England!!

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paraden

どこの国も親は子供に一生懸命なんですね。
私も息子がサッカーをやってた時は小学校でしたから、
自分ちの子が試合に出してもらえないこととか、
ヘマした時のヤジ、付き添い当番の親同士の関係などで
相当悩みました。
あいつはウチの子より下手なのに試合に出してもらえるなど、
嫉妬にも似た感情が渦巻いていました。
監督の起用法批判は当たり前の世界。
現在は野球ですが、似たようなものです。
当番で観に行くたびにそこら中で采配批判の嵐が…。
自分の夢を子に託すのはいいけど、行き過ぎはどうかと。
私んちの息子は補欠ですから、全く関係ありません。(笑)
by paraden (2007-11-27 08:52) 

as

>paradenさん、ようこそ!!子供を思う親心というものは世界共通なんですね。しかしparadenさんも、そうとうご苦労されたようで・・・心中ご察しいたします。親子でひとつのことに一生懸命になれることって、凄く素敵だと思いますが、何でも行き過ぎてしまうのはいけませんよね。今は補欠といえども、息子さんのグランドを元気に走り回っている姿を見るだけで、きっと幸せなんでしょうね。素敵なお父さんです!!
by as (2007-11-28 01:01) 

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