ブリュッセル王立美術館-ベネルクス旅行記 [ベネルクス旅行記_2007]
豊富なコレクション、王立美術館は一日がかり!!
かつてルーブル美術館の分館として設立された、ブリュッセルの王立美術館。膨大なコレクションを誇るルーブル美術館の分館だっただけあり、こちらの美術館のコレクションも凄まじい量があります。建物も地上2階から地下8階までと、まさに迷路です・・・恥ずかしながら、地図を持っていても地下階で迷子になりました(涙)
入り口
地上階は自然光が降り注ぐ大広間を囲むように回廊があり、古典美術が飾られています。特にフランドル派の豊富なコレクションは必見です。そして、私が行った時は特別展として、「ルーベンス展」が開催されていて、普段ベルギーでは見ることが出来ない貴重な作品もあり、ラッキーでした。
特別展
それではまず「古典美術部門」から、私の独断と偏見で選んだ作品いくつかをご紹介します!!
ブリューゲル(父)
ブリューゲル(息子)
ヴァン・ダイク
ヴァン・ダイクが描く肖像画って、本当に気品があって良いですよね~。先に肖像画を見てから本人を見たら、ガッカリすること間違いなしですよ(爆)
そして、私が迷子になった地下階「近代美術部門」です。ここで見なければいけないのは、ダヴィッドの「マーラーの死」です!!
マーラーの死
近代美術部門は、とにかくコレクションが豊富。ベルギーを代表する画家クノップフの「愛撫」やダリ、ミロなど、とにかく有名画家の作品なら、必ず一枚は所蔵しているだろうと思われるほどです。シュールレアリズムまでいくと、私の乏しい想像力の限界を超え、理解不能になってしまうのですが、近代美術が好きな人にとっては、最高の場所だと思います。また、面白いことに地上階と地下階では、客層が全く違います!!地上階は、私のような一般美術愛好家が多いのに対し、地下階は見るだけでアーティスト!!な人が多いです(笑)
とにかくこの美術館、一日費やす覚悟で、スニーカーを履いてお出かけください。パリのルーブル美術館同様、気合と根性が必要な美術館です(笑)
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