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アントワープからブリュッセルへ-ベネルクス旅行記 [ベネルクス旅行記_2007]

”世界で一番美しい広場”グラン・プラス-ブリュッセル

アントワープから電車で約30分。最後の目的地、ベルギーの首都・ブリュッセルに到着です。アントワープまではオランダ語圏でしたが、ここブリュッセルはフランス語圏。私も英語から片言フランス語へスイッチです!!

ホテルにラゲッジを置き、先ず一番先に向かうのは、「世界で一番美しい広場」と言われる街の中心「グラン・プラス」です。

 グラン・プラス

18世紀に造られた壮麗な石造りの建物に囲まれた広場は、まさに豪華絢爛たる佇まいです。



華やかな広場の中でも、特に美しいのが「王の家」と呼ばれるゴシック様式の建物です。

 王の家

現在は市立博物館として、ブリュッセルの歴史に関する資料を広く展示しています。また、3階にはあの「小便小僧」ことジュリアン君の衣装の展示コーナーもあり、世界中から送られてきた衣装がケースに入れられて飾られています。中には日本からの物も10着弱あり、鎧兜から桃太郎の衣装まであり、ちょっとビックリです(苦笑)。

 フラバン公爵の館

そしてこちらが「フラバン公爵の館」。非常に大きな建物で、中にはレストランにホテルが入り、観光客でいつも賑わいを見せています。

 ツーリストインフォメーション

このグラン・プラスにある市庁舎には、ブリュッセルの「ツーリストインフォメーション」があり、こちらも常に満員御礼状態。少し並ぶ覚悟をしてから行くことをおススメします。そして、グラン・プラスから少し小路へ入ると、触ると幸運をもたらすと言われる「セルクラースの像」があります。これは、触らないと!!

 セルクラースの像

セルクラースは、14世紀のブリュッセルの英雄で、正当な王位継承者であるフラバン公と横槍を入れてきたフランドル伯による継承争いの際に、フラバン公の旗を街に掲げ、公の王位継承を主張した人。後に暗殺されてしまうものの、現在でも英雄としてブリュッセル市民に愛されているそうです。

私もしっかり触ってきましたが、プラハのカレル橋といい、このセルクラースの像といい、未だご利益の兆候すらありません(涙)あちらこちらで、色々なものに触りすぎているのでしょうか・・・はぁ、私の幸せは何処に~!!このままでは、幸せを見つける前に寿命が来てしまいそうですよ(爆)

最後は何だか嘆きになってしまいましたが、グラン・プラス、その名にふさわしく美しい広場です。また、お祭り広場としても有名で、2年に1度フラワー・カーペット(グラン・プラスの広場一面に花を敷き詰めるイベント)や、夏の夜は音楽と光によるライトアップイベントが毎日開催されていて、こちらも見逃せませんね!!

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Nanake

どこもかしこも本当にきれいですね。
イギリスもヨーロッパといえばヨーロッパだけど、
もっと広い目で見たら、歴史上ずっと辺境の島国であったわけだし、
大陸と比べたら規模が劣るのは仕方ないか・・。
というか、せっかくチャンスがあるなら、asさんのように
大陸に足を伸ばしまくらないわけはないですね!!
ルーベンス見放題なんてうらやましい!!
ルーベンス、ベラスケスとレンブラントが高校時代の私のお気に入り三大巨匠でした(*^_^*)
by Nanake (2007-11-06 06:19) 

as

>Nanakeさん、ようこそ!!大陸の歴史はイギリスとは一味違い、なかなか興味深いです。NanakeさんもせっかくLondon暮らしなんですし、ブリュッセルは電車で2時間なので日帰りで行ってみてください。特に美術館は最高ですよ!!大国のフランスとオランダに挟まれて、苦労をしてきた国だけあり、いろいろな文化が混ざっていて見ごたえ十分です。
by as (2007-11-06 18:18) 

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