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ウィーン王宮内のハプスブルク王家博物館-プラハ・ウィーン旅行記 [プラハ・ウィーン芸術旅行記_2007]

絶世の美女、后妃エリザベートの生涯

ウィーンのリンク(環状線)の中でも、一際存在感ある建物が「王宮-ホーフブルク」です。以前ご紹介した「シェーンブルン宮殿」は、ハプスブルグ家の夏の離宮であり、こちらの「ホーフブルク」が、皇族の居城として約650年に渡って使われてきた、歴史ある宮殿です。

現在この王宮は、ハプスブルグ家のかつての栄華を伝えるべく、博物館や乗馬学校、国立図書館として、一般公開されています。

 王宮入り口

この王宮の中にある博物館の中でも、「銀器・食卓調度コレクション」と「シシィ・ミュージアム」は特に人気が高く、いつでも観光客で賑わいを見せているそうです。

 博物館入り口

「銀器・食卓調度コレクション」では、皇族が実際に使っていた豪華な食器が飾られていて、その膨大な量にビックリすること間違いなしです。また年代を追っての説明もあり、その当時の流行の影響なども見ることが出来ます。

 食器・食器・食器!!

また、こちらに展示されている食器類は、数年前まで国賓をもてなす時に実際に使われていたそうです。

 ナイフ&フォーク

 金のテーブルセット!!

 キラキラです!!

シェーンブルン宮殿もそうでしたが、ウィーンの博物館は、入館料の中にステレオガイド代が含まれていることがほとんどで、展示品を見ながら説明をじっくり聞くことが出来ます。私個人としては、余りステレオガイドは好きではなく(時々日本語がおかしい時ありますよね??)、積極的に借りるタイプではないのですが、今回の旅行では大活躍でした。ちょっと反省です・・・。

そして、隣接する「シシィ・ミュージアム」は、ハプスブルグ王朝実質上最後の皇帝フランツ・ヨーゼフの后、皇妃エリザベート(愛称シシィ)にスポットを当てた博物館。絶世の美女として名を馳せながらも、自由奔放な気性から宮殿生活が合わずに世界中を旅して歩き、最後は無政府主義者の凶刃に斃れるという、波乱に満ちた皇妃。現在でもオーストリアでは絶大な人気があり、日本では宝塚の演目として有名ですよね。

夫であるフランツ・ヨーゼフ皇帝も、まじめな人柄と「質素倹約」を大切にし、執務に励んだ皇帝として人気が高く、この夫婦はまさにオーストリアのシンボルのような存在です。また、究極の愛妻家としても有名。

「シシィ・ミュージアム」は残念ながら写真撮影禁止のため、中をご紹介することが出来ないのですが、彼女が旅した場所や美容法など、色々なことを知ることが出来、非常に興味深いです。なんと言っても自称「妖精の国から来た」エリザベート后妃、彼女の独自の世界に浸れること間違いなしの、シシィファン必見の博物館です♪

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