SSブログ

ウィーンの目的はただ一つ!!-プラハ・ウィーン旅行記 [プラハ・ウィーン芸術旅行記_2007]

とにかくフェルメール、美術史美術館へダッシュ!!

プラハからウィーンに到着し、ホテルにラゲッジを置いて一目散に向かった場所は、ヨーロッパ屈指の美術館、「美術史美術館」です!!コレクションは、あのハプスブルグ家が長年かけて集めてきた作品ということもあり名作ばかり。多くの美術愛好家にとっては、一度は訪れてみたい憧れの美術館の一つではないでしょうか。

そして、この美術館で絶対に見なければいけない作品、それはフェルメールの「The art of painting」です!!

 大感動!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

謎多き、寡作のオランダ人画家フェルメール。パリのルーブル美術館に飾ってある超~小さな2点の作品とは違い、120cm×100cmという大判のキャンパスに描かれた作品で、背中を向けて座っている画家の姿は、彼自身だと言われています。この日は、日曜日の午後ということもあり、美術館はガラガラ。この絵を前にして、遠くから眺めたり近くに寄ったりと、じぃーーーーーーーーーーーーーーくり鑑賞させてもらいました♪この一枚の作品で表現されている彼特有の「静寂」はもちろんのこと、とにかく光が溢れているんです!!一見室内画なので暗いのですが(当然)、本物を見ると、作品の中に色々な光、明るい光から暗い光までが溢れていて、とにかく「スゴイ」の一言です。私のカメラの腕では彼の作品を撮影しても、その素晴らしさの1/10も捕らえることが出来ません・・・(涙)とにかく、凄い作品です!!

そして次の作品は、ラファエロの「聖母子像」です!!

 柔らかい絵です

優しい聖母マリアの表情と、タッチは見る人の心を穏やかにします。はぁ(溜息)

また、この美術館はブリューゲルのコレクションでは世界一の定評があり、農民の素朴な生活をリアルに描いた彼の作品は、皆さんも教科書を通じてご存知の方も多いと思います。

 農民の婚礼

その他にも、ルーベンス、ティツィアーノ、デューラー、ヴァン・ダイクなど、「ちょっと個性的だけど、好きな人にはたまらない」コレクションが数多く展示されています。

 ルーベンス

 模写する人

そして、この美術館もルーブル美術館と同じように、建物自体も芸術作品と呼ぶにふさわしい造りになっています。

 正面大階段

 床のモザイク画

 天井の華やかな意匠

そして、この美術館内には優雅なカフェ「カフェ・ゲルストナー」があり、美味しいトルテとメランジェ(コーヒー)を楽しみながら少し休憩できます。

 豪華な内装

 定番のメニューです

大理石の吹き抜け&丸天井と言う「豪華」なカフェで頂くケーキは、どれも最高!!若干甘みが強く、胃に重いのがウィーンのお菓子の欠点ではありますが、ご飯代わりだと思えば、OKです!!

現在、1階オーストリア芸術部門が改装工事のため閉鎖中のため、半日あれば十分見て回ることが出来ます。珠玉の作品(とケーキ)、必見です!!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0