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素晴らしい作品の宝庫 国立スコットランド美術館 [エジンバラのゴシック旅行記_2007]

アート好きにはたまらない、5つの国立スコットランド美術館

歴史ある街には、素晴らしい芸術作品があるものです。エジンバラにも、5つの国立スコットランド美術館があり、どの美術館も充実したコレクションを揃えています。今日は、その中の二つ「National Gallery of Scotland-国立スコットランド美術館」と「Royal Scottish Academy-ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー」を取り上げたいと思います。

この二つの美術館はエジンバラ駅の目の前という、街の中心に二つ並んであり、両美術館ともWilliam Henry Playfair-ウィリアム・ヘンリー・プレイフェア(1790-1857)による、美しいギリシア様式スタイルの建物で、1859年公開という歴史ある博物館です。

 

上の写真は「国立スコットランド美術館」で5つの美術館のメインになり、スコットランドの芸術作品は勿論のこと、イタリアやオランダなど広くヨーロッパの作品を展示しています。中でも、二階に飾られているラファエロの聖家族を描いた作品群は、本当に素晴らしく溜息が・・・。また、個人的に好きなレンブラントの作品も一点あり、「おぉ~」と喜んでしまいました。他にも、ティツィアーニ、エル・グレコ、ゴッホ、モネ、セザンヌなど、ルネッサンスから19世紀後半までの作品が展示されています。また、地下にはスコットランド美術の部屋もあり、美しいスコットランドの風景を描いた秀逸な作品を見ることが出来ます。



そしてこちらが「ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー」。展示規模は小さい物の、19世紀以降の作品を中心に揃えられています。また、こちらの美術館は、イベント展のクオリティが高いことでも有名だそうです。

そして、この美術館で特にお勧めしたいのが、地下にあるカフェとレストラン。特にテラス席からは、エジンバラの街を一望出来(エジンバラ城は見えないんですが)、街の中心という利便性を活かし、お昼ご飯を食べながら午後の行動予定を考えたり、買い物の休憩に寄ったりと、非常に使い勝手のいいカフェです。また、隣にはインフォメーションデスクがあり、どんな疑問でも親切に答えてくれます。

私もここからの眺めが気に入り、二日連続で利用したのですが、二日目には店員さんが私のことを覚えてくれていたようで、「ここのカフェ好き?」と気さくに話しかけてきました。スコティッシュは基本的に超フレンドリーな国民性で、英語が話せると分かるやいなや質問攻めです。しかも何故か凄く離れた場所からでも「じーっと」見てきます(食事中は背中に視線をヒシヒシと感じました:苦笑)。なお、ここの従業員は凄まじいスコティッシュアクセントの英語を話すので、かなり気合を入れて聞かないと、何を言っているのか分かりません。「Yes-イエス」の発音が、何度聞いても「イエシュ」ですから(笑)でも、私はそんなスコティッシュ・アクセント大好きです♪ショーン・コネリーアクセントです(笑)

メニューでは、「ハギスパイ」や「スコッツパイ」などのパイ類がお値段も手頃でお勧め(二つとも美味しかったですよ♪)。コーヒーも「illy-イリー」の豆を使った本格派、やたら物価の高いエジンバラでは、価格設定も良心的でサービスも良く、そんなに混んでいないので、パブやレストランでお昼ご飯を食べるよりも遥かに経済的です。

帰りに軽く笑顔で挨拶をすると、「君はいつでも大歓迎だよ~」なんて声をかけてもらい、スコテッシュのフレンドリーさを感じました。個人的にもこの美術館(とカフェ)はお気に入りなので、またエジンバラに着た時には是非立ち寄りたい場所の一つです。


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